診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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8:30~12:00 | ○ | ○ | ○ | ─ | ○ | ○ | ─ |
14:00~18:00 | ○ | ○ | ○ | ─ | ○ | ○ | ─ |
(休診日:木曜・日曜・祝日)
「保険診療で作った入れ歯はしっかり噛めない」と言われることがよくありますが、必ずしもそうではありません。
保険診療の入れ歯が噛みにくいと言われる原因は、噛み合わせの位置がズレている点にあります。患者さまの「本当に噛みやすい位置」に合わせて作製しなければ、噛みやすい入れ歯は作れません。
しかし実は噛みやすい位置とは、今実際に噛んでいる位置とは限らないのです。
歯がなくなったりグラグラしていたりすると、身体はその状態に適応しようとして無理にでも噛める位置を探します。結果、本来の噛みやすい位置とは異なる場所で無理やり噛む習慣ができてしまいます。「無理に噛んでいる位置」に合わせて入れ歯を作っても、残念ながら噛みやすい入れ歯にはなりません。
保険診療では今現在の噛み合わせで噛みやすい入れ歯が作れるかどうかは、歯科医師の力量にも大きく左右されます。当院の院長は、日本顎咬合学会認定「咬み合わせ認定医」の資格を持つ、噛み合わせ治療のプロフェッショナルです。
現在のお口の中を患者さんに説明して義歯を作製していきます。
私どもの歯科医院では、保険診療でも噛みやすい入れ歯を目指せると考えて、患者さまの治療に取り組んでいます。入れ歯でお悩みの方は、ぜひお気軽にご来院ください。
前述の通り、保険診療でも噛みやすい入れ歯をお作りすることは可能ですが、そこにはどうしても限界があります。いくら「噛みやすい」と言っても、保険診療の入れ歯と自費診療の入れ歯では、噛める度合いが異なるからです。
もちろん、特別に硬いものでなければ、保険診療の入れ歯でも普通に噛めますし食事もとれます。しかし、例えばタコの刺身や漬物となると、難しいのが実状です。自費診療の入れ歯の場合、タコの刺身や漬物も食べられるくらいに噛みやすい入れ歯に仕上がります。保険診療と自費診療の入れ歯では、このくらいの差が生まれるのです。
また、自費診療の入れ歯には、保険診療のような細かいルールはありません。治療法も材料も、患者さまのご希望に合うものを選択できます。そのため、入れ歯を薄く作って快適な装着感を実現したり、生まれ持った歯や歯茎に近い見た目の材料を採用したり、部分入れ歯の金具をなくしたりすることも可能です。
このように、自費診療の入れ歯なら、より快適で自然な見た目の入れ歯をお作りできます。つまり自費診療は「最良の治療」を目指せると言えるのです。
保険診療にするか自費診療にするかは、患者さまご自身のご希望によって決められます。事前に双方のメリット・デメリットをしっかりとご説明いたしますので、じっくりご検討ください。
「より快適に、好きなものを食べたい」
「見た目の良い入れ歯にしたい」
当院はこのようなご希望をお持ちの方のために、自費診療の入れ歯もご用意しています。無理に自費診療をすすめるようなことはありませんので、安心してご相談いただければと思います。
保険診療の入れ歯は、国が決めたルールによって、使える素材がプラスチックに限られています。プラスチックは耐久性が低く長持ちが望めないため、結局何度も作り直すケースもあります。
一方で自費診療の入れ歯の大きなメリットは、修理をしながら10年、20年と長期間にわたって使い続けられる点です。
保険診療の入れ歯を何度も作り直すよりも、修理とメインテナンスで同じ入れ歯を何十年も使い続けるほうが、患者さまのメリットも大きいのではないでしょうか。
フィットする入れ歯を作るには、まずお口の状態を知ることが重要です。さまざまな検査を実施することで現在の状態が把握でき、入れ歯が合わない原因を探れます。
ここで言う「お口の状態」とは以下の4つです。
私どもはこれらの検査を徹底して行い、入れ歯が合わない原因を追求した上で治療を開始しています。
当院の入れ歯治療は、今のお口の状態を徹底して検査することから始まります。検査から得られた情報を活かして診断を行い、患者さま一人ひとりのお口に合った入れ歯治療をご提供するのです。
自費診療の入れ歯を作る前には、「フェイスボウ」や「咬合器」を使用して、あごの位置関係や噛み合わせの状態を詳しく確認しています。フェイスボウとは、上あごと頭の位置関係を詳細に記録する器具です。また、咬合器は、患者さまの普段の噛み合わせに近い位置を模型上で再現するための装置です。
このように私どもはただ歯を補うのではなく、お顔や姿勢、全体のバランスにも配慮した入れ歯設計を行っています。自費診療の入れ歯にはさまざまな種類がありますが、見た目や使い心地、噛みやすさなど、患者さまにとって「本当に合う入れ歯」を丁寧にご提案いたします。
検査をしっかり行うことで、外れにくく噛みやすい入れ歯ができる…それが当院の考えです。患者さまに喜んでいただけるよう、こだわりを持って治療を進めていますので、ぜひ一度お問合せください。
自費診療の入れ歯の中でも、当院が特に自信を持ってご提供しているのが「ドイツ式テレスコープ義歯」です。数ある自費の入れ歯の中でも、機能性と審美性を両立させた選択肢と言えます。
「ドイツ式テレスコープ義歯」は、入れ歯治療の先進国であるドイツで生まれた入れ歯です。歯に直接被せる内冠(ないかん)と外冠(がいかん)そして入れ歯の本体から構成されています。
保険診療の部分入れ歯とは違い、歯に引っかける金属のバネを使わずに、「はめこみ式」の装置を使ったものです。噛みやすく、お口の中での安定感がとても良い入れ歯で、「硬いパンとお肉にかぶりつくのが大好きなドイツ人のために作られた…」と聞くと、思わず納得してしまいます。
このドイツ式テレスコープ義歯は、取り外し式の入れ歯でありながらブリッジのような形状をしています。ブリッジのように噛みやすく、入れ歯に見えないのが特徴で、インプラントのような手術も必要ありません。
「歯がなくなったら、入れ歯になるかインプラントにするしかない」との二者択一しかないと思われがちですが、ドイツ式テレスコープ義歯が第三の選択肢となりうるのです。「なるべく自分の歯を残したい」とお考えの患者さまのニーズにも、合致するのではないでしょうか。
留め具が見えず、見た目が自然で目立ちにくいのもドイツ式テレスコープ義歯の魅力です。しっかり固定されるため、外れにくく噛みやすい、長期間快適に使いやすい構造といった特徴もあり、見た目と機能性のいずれも妥協したくない方におすすめです。さらにお口の中に残っている歯が将来ダメになっても、修理をしながら10年、20年と使い続けられる経済的な入れ歯でもあります。
ではなぜ、日本においてはこの入れ歯が広まっていないのでしょうか?その理由として、精密なドイツ式テレスコープ義歯を作製できる歯科技工士が非常に少ないことが挙げられます。ドイツ式テレスコープ義歯を作製するためには、高度な技術と知識が必要であり、完成までにも時間が必要です。そのため、大量生産が難しいのです。
この入れ歯の仕組みは、日本で一般的に行われている入れ歯の理論や作り方とはまったく違います。日本でドイツ式テレスコープ義歯を提供できる歯科医師は、残念ながら非常に少ないのが実状です。当院の院長はドイツから直接日本にテレスコープシステムを導入された、元日本歯科大学教授の稲葉繁先生よりテレスコープシステムを学び、勉強会に所属しコーヌス専属の経験豊富な技工所と提携しております。ドイツ式テレスコープ義歯の技術を習得していますので、安心してお任せていただけるのではないでしょうか。
私どもはこのドイツ式テレスコープ義歯を、1人でも多くの患者さまにご提供したいと考えています。そして生まれ持った歯があった頃のように、不自由なく食事をし、思い切り笑える生活を取り戻していただきたいと願っているのです。
残っている歯が3本以内の場合に使用できる入れ歯です。入れ歯であごを全て覆い、唾液を利用して入れ歯を歯茎に吸着させます。1本でも歯が残っていれば適応可能で、残っている歯への負担を最小限に抑えられます。就寝時に外す必要はありません。
レジリエンツテレスコープ | 約1,000,000円(設計による) |
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治療の期間・回数:半年~1年・5~10回
リスクや副作用:土台となるご自身の歯を削る必要があります(削る量は個人差があります)。治療時に出血を伴う可能性があります。
歯に金属製の内冠を装着し、入れ歯に埋め込まれた外冠を鍵をかけるようにはめ込んで固定する方法です。
入れ歯がしっかり安定する一方で、残っている歯への負担を最小限に抑えられます。就寝時に外す必要はありません。
リーゲルテレスコープ | 約1,000,000円(設計による) |
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治療の期間・回数:半年~1年・5~10回
リスクや副作用:土台となるご自身の歯を削る必要があります(削る量は個人差があります)。治療時に出血を伴う可能性があります。
残っている歯に金属製の内冠を被せ、その内冠にぴったり合うように作られた入れ歯本体である外冠をはめ込む治療法です。
内冠と外冠の摩擦力によって、しっかりと固定され、外れにくく安定感があるのが特徴です。就寝時も装着したままでも問題はありません。
コーヌステレスコープ | 約1,000,000円(設計による) |
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治療の期間・回数:半年~1年・5~10回
リスクや副作用:土台となるご自身の歯を削る必要があります(削る量は個人差があります)。内冠を入れている歯は虫歯のリスクが高まります。一度摩擦力が弱まると、修理が困難になる可能性があります。治療時に出血を伴う可能性があります。
金属床義歯は、入れ歯の土台となる床(しょう:歯茎に接する部分)が金属でできている入れ歯です。床が薄いため装着時の違和感が少なく、食べ物の温度を感じやすい特徴があります。
自然で快適な装着感が得られ、耐久性があるのもメリットです。
金属床義歯 | 約400,000円(設計による) |
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治療の期間・回数:半年~1年・5~10回
リスクや副作用:破損した場合、修理に時間がかかる可能性があります。金属の種類によってはアレルギーがでる可能性があります。加齢によるお口の中の変化により、定期的に調整が必要になる可能性があります。
強度の高い樹脂を使用した義歯です。
衝撃に強く、におい、汚れがつきにくいです。装着感、見た目ともに最高レベルの義歯です。
イボカップ義歯 | 約300,000円(設計による) |
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治療の期間・回数:半年~1年・5~10回
リスクや副作用:強い力をかけると割れる(欠ける)可能性があります。
金属のクラスプ(入れ歯の留め金)を使用しない部分入れ歯です。入れ歯と気づかれにくく、自然な見た目を実現できます。弾性のある素材で、残った歯への負担も少ないのが特徴です。
ノンクラスプデンチャー | 140,000~250,000円 |
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治療の期間・回数:半年~1年・5~10回
リスクや副作用:強い力をかけると割れる(欠ける)可能性があります。耐久性がやや劣るため、数年後に再作製が必要になる可能性があります。
※金額は税込み表記です。
使用中の入れ歯がある場合は、調整します。
必要に応じて治療用義歯を作製します。
お口の中を検査します。
お口がどんな状態なのかをご説明し、治療計画をご案内します。
咬合器上に現在の口腔内の状態をトレースし治療相談。その後患者さんの希望にあう自費義歯を制作していきます。
あごの形や頬の動きを確認し、入れ歯をつくるための「型どり」を行います。
型どりしたデータをもとに、歯科技工所で入れ歯をつくります。
完成した入れ歯をお渡しし、使い方やお手入れの方法をご案内します。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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午前 | ● | ● | ● | ─ | ● | ● | ─ |
午後 | ● | ● | ● | ─ | ● | ● | ─ |
午前:8:30~12:00
午後:14:00~18:00
休診日:木曜・日曜・祝日