診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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8:30~12:00 | ○ | ○ | ○ | ─ | ○ | ○ | ─ |
14:30~18:00 | ○ | ○ | ○ | ─ | ○ | ○ | ─ |
(休診日:木曜・日曜・祝日)
「口を開けたときに音がする」「あごが痛い」「口が開かない」などの症状がある場合は顎関節症(がくかんせつしょう)の疑いがあります。
顎関節症は、噛み合わせや歯ぎしり、頬杖をつく、片側ばかりで噛むといった癖など、さまざまなものが複雑に絡み合って起こる病気です。肩こりなど全身の症状を引き起こす場合も少なくありません。
当院で顎関節症の治療を担当するのは、日本顎咬合学会認定「咬み合わせ認定医」の資格を持つ院長です。院長は顎関節症治療で著名な歯科医師のもとで知識習得、技術の研鑽を積み、さまざまな顎関節症の症例を手がけてきました。
顎関節症治療は専門的な知識や技術が必要な治療分野であり、原因をしっかりと追究し、それにアプローチする治療で症状を改善していくことが大切です。患者さまのお口全体を診た上で、経験豊富な院長が顎関節治療を行います。
顎関節症の原因はさまざまです。その原因を正確に把握するためには、丁寧な診査診断が不可欠となっています。原因がわからないまま対処療法だけを続けても、根本的な改善につながらないからです。
保険診療でも、顎関節の触診やレントゲンによる状態の確認が行えるため、一定の診断は可能です。しかし、噛み合わせや筋肉の状態、生活習慣まで詳細に評価するのには限界があり、保険診療における診査診断では不十分と言えます。
当院では自費診療による「フェイスボウ」や「咬合器」を用いた噛み合わせの診査が欠かせないと考えています。フェイスボウは上あごと頭の位置関係を詳細に記録する器具。咬合器は、患者さまの普段の噛み合わせに近い位置を模型上で再現する装置です。
これらを用いれば、より精密に噛み合わせの状態を確認できるという利点があります。歯並びや被せ物の状態、くいしばりなどの癖を把握して、顎関節に負担をかけてしまっている要因を細かくひも解いていきます。
診査診断を通して顎関節症の原因が明らかになった場合、その状態に合った治療をご提案します。例えば被せ物が合わないことが原因であると判断された場合には、被せ物のやり替えを提案しています。
就寝中の歯ぎしりや食いしばりが原因のケースでは、「スプリント」と呼ばれるマウスピースを作製し、使用いただく方法が効果的です。また、噛み合う際に他の歯より先に当たってしまう歯に対しては、噛み合わせの調整が必要です。
歯が複数ない場合は、入れ歯やブリッジなどを用いた治療を実施するという選択肢もあります。重症例においては自治医科大学附属病院への紹介を行う場合も考えられるため、症状に応じた対応が可能です。
診査診断から原因を特定することで、患者さまごとに適した治療方法を提供できるのが当院の強みです。患者さまの不快な症状の軽減や、疾患の再発防止につながるよう取り組んでいます。
「フェイスボウ」や「咬合器」といった装置を使用し、歯並びやあごの位置関係、上下の噛み合わせを模型上で再現します。お口の状態を360度目視で確認できるため、レントゲンや触診だけでは気づけない、顎関節症の原因となり得る要素を細かく確認できます。
フェイスボウ・咬合器による診査診断 | 33,000円 |
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治療の期間・回数:2回
リスクや副作用:健康保険の適用がないため、自費診療です。型どりの際に嘔吐反射(器具を入れるとえずいてしまう反射)が起こる可能性があります。
※金額は税込み表記です。
器具やレントゲンで、あごの関節の状態や噛み合わせを検査します。
検査結果をご説明し、治療計画をご案内します。
治療計画にご納得いただけましたら、治療を開始します。
治療の効果が出ているかを評価します。必要に応じて治療計画を変更します。
STEP3~4を繰り返し、症状が改善したら終了です。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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午前 | ● | ● | ● | ─ | ● | ● | ─ |
午後 | ● | ● | ● | ─ | ● | ● | ─ |
午前:8:30~12:00
午後:14:30~18:00
休診日:木曜・日曜・祝日